专利摘要:
本発明は、通信システムにおける送信電力割り振りのための送信電力レベルの決定に関する。送信電力割り振りのための送信電力レベル決定方法は、チャネルゲインデータおよびパフォーマンス要求データを取得すること(ステップ706)を含み、通信システムの計算上のデータビットスループットを増加させるために、これらのデータに一群のリソースブロックごとの送信電力レベルが適合され(ステップ708)、その後、決定された送信電力レベルは、少なくとも、スーパーフレームレベルでの、サービス提供第1基地局送信電力の上限として用いられる。フレームレベルでの送信電力レベルを適合させるステップ(ステップ716,722)は、スーパーフレームレベルで決定(ステップ708)された電力レベルを、チャネル品質情報およびチャネルゲインデータに依存して変更することを含む。これによって、データビットスループットは最適化され、一方で、セル間の干渉は軽減される。
公开号:JP2011512728A
申请号:JP2010544910
申请日:2008-05-15
公开日:2011-04-21
发明作者:カズミ、ムハマド;コウトシマニス、クリソストモス;フォドル、ガボル
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:H04W52-34
专利说明:

[0001] 本発明は、一般的にはセル間干渉を軽減するための方法およびシステムに関し、具体的にはセル間干渉を軽減するような送信電力決定および割り振りのための方法およびシステムに関する。]
背景技術

[0002] 直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)は、ブロードバンド無線ネットワークのための有望な送信技術である。OFDMは、例えば、DVB−T(Digital Video Broadband-Terrestrial)およびADSL(Asymmetrical Digital Subscriber Line)に既に適用され、3G−LTE(Long term Evolution)セルラーシステムのための無線送信スキームとして最近提案された。OFDMの重要な特徴は、“セル内の”干渉を低減または除去する副搬送波の間の直交性である。それにもかかわらず、“セル間の”干渉が存在し、ネットワークの全体のパフォーマンスを低下させうる。具体的に、ダウンリンク方向において、セル間干渉の影響は、セル端部のユーザにとってより顕著であり、ユーザそれぞれのサービス提供基地局への比較的低いチャネルゲインと、隣接する基地局の近接とが原因となりうる。]
[0003] マルチセルOFDMネットワークのダウンリンク方向におけるリソース割り振りの問題は、広く研究されてきた。1998年のスーとジェラニオティスによる無線リソースマネジメント(RRM:Radio Resource Management)の初期の研究(H.J.Su and E.Geraniotis,“A Distributed Power Allocation Algorithm with Adaptive Modulation for Multi-Cell OFDM Systems”,inIEEE International Symposium on Spread Spectrum Techniques and Applications,1998)、および2006年のキアーニほか(S.Kiani,D.Gesbert,J.E.Kirkebo,A.Gjendemsjo and G.E.Oien,“A Simple Greedy Scheme for Multicell Capacity Maximization”,in International Telecommunications Symposium,2006)は、セルごとに単一のユーザを想定することによって、リソース割り振り問題の複雑さを低減した。ユーザがすべての帯域幅へのアクセスを有するため、これらの研究において、副搬送波割り当て問題は、事実上、電力割り当て問題の同等物になり、それによって問題の複雑性は大きく低減される。]
[0004] これらの研究は、電力の制限を条件とする総通信速度の最大化問題を定式化するという意味において、同様の過程をたどる。この問題を解決するために、彼らは、よく知られた注水(water-filling)アルゴリズムに基づく電力割り振りを実行する、オフラインの発見的分散アルゴリズム(distributed offline heuristic algorithms)を提案する。]
発明が解決しようとする課題

[0005] マルチセル環境における電力割り振りの問題は、多項式時間における分散型のやり方においては最適に解決されていない、非凸の問題である。]
[0006] その上、1998年のスーとジェラノイティス、および2006年のキアーニほかにおける分散アルゴリズムの収束スピードは、比較的低い。周波数チャネルの動的割り振りを通じた細かい粒度のために容易になる、高速パケットスケジューリングと利用可能なスペクトル全体へのアクセスとに主として頼るLTEのようなシステムにおいて、このようなアルゴリズムの収束は、より一層難易度が高いであろう。]
[0007] リとリウ(G.Li and H.Liu,"Downlink radio resource allocation for multi-cell OFDMAsystem",inIEEE Transactions on wireless communications,vol.5,No.12,Dec.2006)において、無線リソース割り振りシステムは、割り振られる電力が、リソースブロックの総数で割った基地の総送信電力である均一の電力であるものとして提示されている。ここで、電力はセル間の干渉を考慮に入れることなく割り振られ、ユーザへの周波数チャネルの割り当てを決定することに焦点がおかれている。]
[0008] そのようなわけで、上記のような問題の少なくともいくらかを低減および/または回避する、電力およびチャネル割り振りの方法およびシステムの必要性がある。]
[0009] なお、“含む”という言葉が本明細書において用いられたとき、記載された機能、数値、ステップまたは構成要素の存在が特定されるのであって、1またはそれ以上の他の機能、数値、ステップまたは構成要素またはグループの存在または追加が除外されるものではないことを強調しておく。]
[0010] 本発明の目的は、セル間の干渉を軽減する、最適に近いチャネルおよび送信電力割り振りを提供することでありうる。]
課題を解決するための手段

[0011] 1つの側面によれば、通信システムにおける送信電力割り振りのための送信電力レベル決定方法であって、少なくとも第1のユーザ装置と、そのサービス提供第1基地局とに関連するチャネルゲインデータを取得するステップ、少なくとも上記第1のユーザ装置に関連するパフォーマンス関連データを取得するステップ、上記少なくとも第1のユーザ装置に関連する送信のための少なくとも上記サービス提供第1基地局のための一群のリソースブロックごとの送信電力レベルを、上記通信システムの計算されたデータビットスループットを増加させるために、上記取得されたチャネルゲインデータおよび上記取得されたパフォーマンス関連データに依存して適合させるステップ(ステップ708)、およびスーパーフレームレベルでの上記少なくともサービス提供第1基地局送信電力の上限として、電力割り振りのための一群のリソースブロックごとの上記送信電力レベルを提供するステップ(ステップ710)を含み、上記スーパーフレームレベルは、少なくとも1つのフレームのためのレベルを含み、上記一群のリソースブロックは、少なくとも1つのリソースブロックを含む、送信電力レベル決定方法が提供される。]
[0012] 上記送信電力を適合させるステップ(ステップ708)は、増加した割り振り電力によってシステムの計算上のスループットが増加する場合に、上記電力決定のときに上記サービス提供第1基地局によって用いられていないリソースブロックに関連する電力を、上記電力決定のときに上記サービス提供第1基地局によって用いられている少なくとも1群のリソースブロックに再割り振りすることをさらに含んでもよい。]
[0013] 上記パフォーマンス関連データを取得するステップにおける上記パフォーマンスデータは、上記少なくとも第1のユーザ装置のための基地局(BS:base station)でのバッファ状態、電力決定のときの上記少なくとも第1のユーザ装置に関連するサービスの種類、過去のスーパーフレームの間の上記少なくとも第1のユーザ装置に対するスループットデータ、チャネル品質指標(CQI:channel quality indicator)入力データ、およびチャネル状態情報(CSI:channel state information)入力データのうち1またはそれ以上を含んでもよい。]
[0014] 別の側面によれば、通信システムに関する基地局における送信電力レベル関連データの処理方法であって、少なくともサービス対象(served)第1ユーザ装置(UE:user equipment)からチャネルゲインデータを取得するステップ、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置にパフォーマンス関連データを提供するステップ、スーパーフレームレベルにおいて決定された、一群のリソースブロックごとに決定される送信電力レベルデータを取得するステップ、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に、送信電力関連のパイロット信号を提供するステップ、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置から、チャネル品質関連情報を取得するステップ、および少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に関連する上記取得されたチャネル品質関連情報と、上記取得されたチャネルゲインデータとに依存して、上記スーパーフレームレベルにおいて一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベルを変更することを含む、フレームレベルでのリソースブロックごとの送信電力レベルの適合のステップを含む、送信電力レベル関連データの処理方法が提供される。]
[0015] 上記チャネル品質関連情報を取得するステップにおける上記チャネル品質関連情報は、信号対干渉雑音比目標をさらに含んでもよい。]
[0016] 上記フレームレベルでリソースブロックごとに上記決定された送信電力レベルを変更するステップは、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に関連する、上記取得された信号対干渉雑音比目標と、上記取得されたチャネルゲインデータとに依存して、上記スーパーフレームレベルで決定された送信電力レベルを減少させることをさらに含んでもよい。]
[0017] 上記フレームレベルで上記決定された送信電力レベルを変更するステップは、上記取得された信号対干渉雑音比目標に依存して、フレームレベルでの送信電力レベルを、スーパーフレームレベルで決定されたレベルから増加させる一方で、サービス対象基地局によって用いられる全リソースブロックでの送信電力レベル平均値を、上記スーパーフレームレベルで決定された全リソースブロックでの送信電力レベル平均値と等しく、またはより低く維持することをさらに含んでもよい。]
[0018] 上記チャネルゲインデータを取得するステップにおける上記チャネルゲインデータは、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データを含んでもよい。]
[0019] 上記送信電力割り振り関連データの処理方法は、上記取得されたチャネルゲインデータから、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データを計算することをさらに含んでもよい。]
[0020] 上記チャネル品質情報を取得するステップにおける上記チャネル品質情報は、ほぼ瞬間的なチャネル品質関連情報を含んでもよい。]
[0021] 上記送信電力割り振り関連データの処理方法は、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に、パイロット信号を提供することをさらに含んでもよい。]
[0022] さらに別の側面によれば、送信電力割り振りに関連するユーザ装置によるチャネルゲインデータのためのユーザ装置であって、上記ユーザ装置にサービスを提供する基地局にチャネルゲインデータを提供するステップ、スーパーフレームレベルで一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベル関連情報を含むパイロット信号情報を取得するステップ、および上記取得されたパイロット信号情報に基づいて、チャネル品質情報を提供するステップを含む、チャネルゲインデータ提供のためのユーザ装置が提供される。]
[0023] 上記チャネルゲインデータを提供するステップにおける上記チャネルゲインデータは、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データをさらに含んでもよい。]
[0024] 上記チャネル品質関連情報を提供するステップにおける上記チャネル品質関連情報は、ほぼ瞬間的なチャネル品質関連情報を含んでもよい。]
[0025] 上記チャネルゲインデータ提供方法は、定期的なパイロット信号情報を取得するステップをさらに含んでもよく、基地局のためのチャネルゲインデータの提供は、上記取得された最初のパイロット信号情報に基づいてもよい。]
[0026] さらに別の側面によれば、少なくとも第1のユーザ装置とそのサービス提供第1基地局とに関連するチャネルゲインデータを取得し、少なくとも上記第1のユーザ装置に関連するパフォーマンス関連データを取得し、上記少なくとも第1のユーザ装置に関連する送信のための少なくとも上記サービス提供第1基地局のための一群のリソースブロックごとの送信電力レベルを、上記通信システムの計算されたデータビットスループットを増加させるために、上記取得されたチャネルゲインデータおよび上記取得されたパフォーマンス関連データに依存して適合させ、そしてスーパーフレームレベルでの上記少なくともサービス提供第1基地局送信電力の上限として、電力割り振りのための一群のリソースブロックごとの上記送信電力レベルを提供するように設定され、上記スーパーフレームレベルは少なくとも1つのフレームのためのレベルを含み、上記一群のリソースブロックは少なくとも1つのリソースブロックを含む、無線ネットワークコントローラが提供される。]
[0027] 上記無線ネットワークコントローラは、ユーザ装置ごとのリソースブロックの数を決定するように設定されたレギュレータユニットをさらに備えてもよく、また、一群のリソースブロックごとのスーパーフレームレベルでの長期的な電力割り振りレベルを決定するように設定された電力決定ユニットをさらに備えてもよく、上記一群のリソースブロックは、少なくとも1つのリソースブロックを含み、上記スーパーフレームは、少なくとも1つのフレームを含む。]
[0028] さらに別の側面によれば、少なくともサービス対象第1ユーザ装置(UE)からチャネルゲインデータを取得し、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置にパフォーマンス関連データを提供し、スーパーフレームレベルにおいて決定された、一群のリソースブロックごとに決定される送信電力レベルデータを取得し、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に、送信電力関連のパイロット信号を提供し、少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置から、チャネル品質関連情報を取得し、そして少なくとも上記サービス対象第1ユーザ装置に関連する上記取得されたチャネル品質関連情報と、上記取得されたチャネルゲインデータとに依存して、上記スーパーフレームレベルにおいて一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベルを変更することを含む、フレームレベルでのリソースブロックごとの送信電力レベルの適合をするように設定された無線通信システムのための基地局ユニットが提供される。]
[0029] 上記基地局ユニットは、少なくとも第1のユーザ装置に関連するゲインデータを提供するように設定されたゲインコントロールユニットをさらに備えてもよく、送信電力レベルに基づいて、少なくとも上記第1のユーザ装置との通信のための送信電力を割り振るように設定された電力割り振りユニットを備えてもよい。]
[0030] 上記基地局の上記送信電力レベルは、少なくとも、スーパーフレームレベルで決定された長期的な送信電力レベルをさらに含んでもよい。]
[0031] 上記基地局の上記送信電力レベルは、フレームレベルで決定された短期的な送信電力レベルをさらに含んでもよい。]
[0032] さらにまた別の側面によれば、上記ユーザ装置にサービスを提供する基地局にチャネルゲインデータを提供し、スーパーフレームレベルで一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベル関連情報を含むパイロット信号情報を取得し、そして上記取得されたパイロット信号情報に基づいて、チャネル品質情報を提供するように設定された、無線通信システムのためのユーザ装置が提供される。]
[0033] 上記ユーザ装置は、上記ユーザ装置にサービスを提供する基地局にゲインデータを提供するように設定されたゲインユニットをさらに備えてもよく、上記基地局にチャネル品質関連データを提供するように設定された無線チャネルユニットを備えてもよい。]
[0034] 上記ユーザ装置は、携帯電話をさらに含んでもよい。]
[0035] 本発明において用いられるリソースブロック(RB:resource block)という用語は、OFDMアクセス(OFDMA)における物理的な時間周波数リソースを意味する。典型的には、1よりも多いリソースブロックが、データ送信のために割り振られる。E−UTRAN(evolved universal Terrestrial Radio Access Network)において、1つのリソースブロックは、0.5msの間にそれぞれが15kHzの搬送波間隔を有する12の副搬送波を含む。すなわち、1RB=180kHz×0.5msである。]
[0036] OFDMAにおいても、E−UTRANにおいてと同様に、各フレームは典型的には10msの時間の長さである。]
[0037] なお、“含む”という言葉が本明細書において用いられたとき、記載された機能、数値、ステップまたは構成要素の存在が特定されるのであって、1またはそれ以上の他の機能、数値、ステップまたは構成要素またはグループの存在または追加が除外されるものではないことを強調しておく。]
図面の簡単な説明

[0038] ここで、利点および特徴をより詳細に説明するために、以下の添付図面を参照して、いくつかの実施形態が以下で説明される。]
[0039] 先行技術に係るメッセージシーケンスダイヤグラムを示す図である。
いくつかの実施形態に係る電力割り振りの特徴を示す方法ステップを表す図である。
リソース割り振りの様々な態様を示す図である。
リソース割り振りの様々な態様を示す図である。
リソース割り振りの様々な態様を示す図である。
いくつかの実施形態に係る通信システムを示す図である。
少なくともいくつかの実施形態に係るメッセージシーケンスダイヤグラムを示す図である。]
実施例

[0040] 上述のように、先行技術文献のアルゴリズムは局所的なもの(localized)であり、そのようなわけで、基地局(BS)がそれ自身の副搬送波に電力を割り振ろうとする度に、干渉の新たな評価が必要とされる。これは、結果として、パイロット信号送信の数の増加をもたらすであろう。]
[0041] その上さらに、2006年のクツォプロスとタッシウラスによれば、すべてのセルラーシステムにわたる電力割り振りを調整する完全な集中型のアルゴリズムは、計算上の、遅延およびシグナリングオーバヘッドの観点から、実行可能ではない。]
[0042] 加えて、従来の先行技術は、承認されたセッションのための通信レート要求を、最小、最大、または平均といったように明示的に考慮に入れていない。]
[0043] 図1は、先行技術のシステムのメッセージシーケンスダイヤグラムを示す。各フレームの最初に、基地局(BS)は、ユーザ装置(UE)によって瞬間的なチャネル分析結果を評価するために用いられうる、例えばCQI、またはCSIといったパイロット信号を送信する(ステップ102)であろう。これらの測定結果は、セル間の干渉を考慮せずにスケジューリングおよび電力割り振りを実行するサービス提供基地局(BS)に送り返される(ステップ104)であろう。各基地局(BS)は、次に、そのサービスを提供されるユーザへ、パイロット信号とともにデータを送信する(ステップ106)であろう。ここで、これらの新たなパイロット信号は、次のフレームのチャネルゲインの評価のために用いられ(ステップ108)、次に、さらなるダウンリンクスケジューリングおよび電力割り振りのために用いられる(ステップ110)であろう。] 図1
[0044] シグナリングは、それゆえ、ユーザ装置(UE)とサービス提供基地局(BS)との間だけで、単一のタイムスケールと同じように行われる。]
[0045] 本発明の少なくともいくつかの実施形態の基本的な着想は、電力割り振りが2つのタイムスケールにおいて発生する動的なスキームを用いて電力を割り振ることである。]
[0046] 秒単位のより緩やかなタイムスケールを有する第1のレベルで、電力割り振りは、長期的なチャネルゲイン、または長期的なユーザの無線状態、および、例えば達成されたユーザスループット、バッファサイズ、ビットレート要求などのような、長期的なユーザパフォーマンス基準および状態の、ネットワーク規模の情報を用いて実行されうる。“スーパーフレーム(super-frame)”レベルとして言及されるであろうこのレベルの幅は、セル間の干渉を扱い、最適に近いネットワーク規模の電力割り振りを手に入れることである。]
[0047] ミリ秒単位のより速いタイムスケールで実行される第2のレベル、電力割り振りは、瞬間的なチャネルゲインまたは短期的なユーザの無線状態と同様に、スーパーフレームレベルによって課される電力レベルの制限を用いて、各基地局(BS)で局所的に実行される。“フレーム”レベルとして言及されるであろうこのレベルの幅は、多重伝搬および高速フェージングを利用することである。]
[0048] 加えて、いくつかの実施形態に係る電力割り当てスキームは、ユーザ毎のリソースブロックRBの数に対応し、彼らの定義された通信レート要求に対して、ユーザ間のリソースの公平な割り振りを保証する通信レート要求を考慮に入れるであろう。]
[0049] 以下で、少なくともいくつかの実施形態に係る詳細な例が示される。]
[0050] 直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムを、六角形のグリッドに配置され、各基地局(BS)が各セルの中心に位置するL基地局(BS)とともに検討する。Lをこの一連の基地局(BS)とし、Mlを基地局lに接続された一連のユーザとする。それゆえl番目の基地局BSにおけるユーザの数はMlであり、ネットワーク全体は合計でMのユーザを有する。]
[0051] ]
[0052] 無線リソースは、周波数領域および時間領域の両方において分割されるであろう。利用可能な帯域幅の全体は、それぞれのサブバンドがkの連続したOFDM副搬送波のクラスタであるNのサブバンドに分割されるであろう。]
[0053] 加えて、時間リソースはフレームに分割され、多数の連続したフレームはスーパーフレームを構成するであろう。データを搬送しうる最小のリソース単位は、1つの周波数リソース単位(サブバンド)および1つの時間リソース単位(フレーム)の組み合わせである。基本的なリソース単位は、1つのリソースブロック(RB)に対応する。]
[0054] 少なくともいくつかの実施形態によれば、リソース割り振りに関与する無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)は、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)および基地局(BS)の両方によって実現されうる。この半分散型のRRCスキームは、決定をRNCレベルと基地局(BS)レベルに分けることによる計算の負荷を低減させるであろう。]
[0055] RNCアルゴリズムは、より緩やかなタイムスケールにおいて実行され、長期的な各ユーザの達成されたパフォーマンスのような、長期的なチャネル分析結果に基づいて、スーパーフレームレベルでリソースを割り振るであろう。RNCエンティティの幅は、その基地局(BS)の間の干渉を制御し、干渉回避ゲインを最大化することでありうる。]
[0056] 基地局(BS)アルゴリズムは、しかしながら、より速いタイムスケールにおいて実行され、RNCアルゴリズムの決定および/または制限のような、各ユーザの瞬間的なチャネル分析結果に基づいて、フレームレベルでリソースを割り振るであろう。]
[0057] いくつかの実施形態によれば、RNCは、集中型の論理ノードを指す。]
[0058] さらにいくつかの実施形態によれば、RNCは、互いに通信できる基地局が提供される分散型のシステムにおいても実現されうる。このようなシステムにおいて、基地局の1つは、必要なスーパーフレーム情報を基地局から集め、それを局所的なリソース割り振りのために用いるために所望の一連の基地局に再分配する、集中的なサーバとしてふるまうように設定されうる。]
[0059] 以下で、1スーパーフレームサイクルの間のシステム挙動の説明が示される。1スーパーフレームに対応するこのタイムスケールにおいて、長期的な電力割り振りが実行されるであろう。長期的な電力割り振りは、今度は、それぞれの分散した電力割り振りのための個別の基地局への入力として用いられるであろう。これは、さらに後に説明される。]
[0060] (集中型またはRNCベースの反復電力およびチャネル割り振り:より長いタイムスケール)
1つのスーパーフレームは、RNCの決定の動作時間に対応し、典型的には、送信時間間隔(TTI:transmission time intervals)、として言及されるいくつかのスケジューリングインスタンスの間持続する。各基地局(BS)は、ユーザ装置(UE)のダウンリンク測定および測定結果報告を可能にし、チャネル評価を容易にするために、リファレンスまたはパイロット信号を送信する。具体的には、受信した信号に基づいて、各ユーザ装置(UE)は、高速フェージングを平均した、長期的なチャネルゲインまたは任意の関連する長期的なダウンリンク測定結果を計算するであろう。次に、RNCが物理的なノードとして存在していれば、各ユーザ装置(UE)は、これらの測定結果をRNCに報告する。そうではなく、分散型のアーキテクチャにおいては、各ユーザ装置(UE)は、例えばLTEにおいて規格化されたX2インターフェースを通じてクラスタの他の基地局(BS)に情報を分配するサービス提供基地局に、これらの測定結果を報告する。]
[0061] これらの測定結果を用いて、論理ノードまたは物理ノードのいずれかによって表されるRNCは、ユーザ装置(UE)が第1の次元にあり、基地局(BS)が第2の次元にある、ネットワークの平均ゲイン行列Gを構成するであろう。ここで、G行列の次元は、M×L(M-by-L)である。行列Gに基づいて、ユーザiによって用いられた場合のリソースブロック(RB)nのシャノン限界容量は、以下の数式形計算でありうる。]
[0062] ]
[0063] ここで、BRBはRBの帯域幅であり、Gijは基地局(BS)jとユーザiとの間の長期的なゲインであり、Gii'はユーザiとそのサービス提供基地局(BS)i’との間の長期的なゲインであり、Pi'nはリソースブロック(RB)nでの有用な信号の送信電力であり、Pjnはリソースブロック(RB)nでのj番目の基地局からの干渉信号の送信電力であり、σ2RBは0平均値の付加的なホワイトガウシアンノイズ(AWGN:additive white Gaussian noise)の分散である。]
[0064] それゆえ、RNCの目的は、リソースブロック(RB)への電力割り振りによって、システムの総体的なスループットを最大化することでありうる。これは、集中的な電力割り振り、または、RNCによる割り振りと呼ばれ、論理的でも物理的でもありうる。具体的には、最適化問題は以下のように数式化される。]
[0065] ]
[0066] (アルゴリズムの説明)
(P.1)によって特徴付けられる最適化問題は、一般的にはその非凸の特性のために解くことが難しい。それを解くために、発見的反復アルゴリズム(iterative heuristic algorithm)が提案される。アルゴリズムは、2つの部分を含む。]
[0067] 第1の部分において、アルゴリズムは、ユーザの現在のビットレート要求と、リソースブロック(RB)の間の均等な電力分配の仮定とに基づいて、ユーザにリソースブロック(RB)を割り振るであろう。第1のパラメータであるユーザの現在のビットレート/パフォーマンス要求は、同様に、ユーザサービス種類/要求およびその達成されたパフォーマンス(すなわち、最近のスーパーフレームにおいて)の2組の主要なパラメータによってRNCにおいて導き出される。]
[0068] 異なるユーザは異なるパフォーマンスを得うるため、第1の反復ステップは、必ずしもすべてのユーザに同じな図のリソースブロック(RB)を割り振らなくてもよい。少なくともいくつかの基地局において、いくつかのリソースブロック(RB)が用いられずに残ることも、実際の状況においてはありうる。この資産は、第2の反復ステップにおいて利用される。]
[0069] 第2の部分において、アルゴリズムは、既に割り当てられたリソースブロック(RB)に、用いられないリソースブロック(RB)による第1の部分からの残余であるどのような余剰電力をも割り振ることによって、さらなるシステムスループットの最大化を試みる。]
[0070] 図2を参照すると、割り振りアルゴリズムに関する無線ネットワーク制御のステップの概要が説明されたフローチャートが示されている。方法は、ステップ202において最初の基地局(BS)、ここではBS kを選択することから始まるであろう。その後、リソースブロック(RB)nを割り振られた場合の、各ユーザ装置(UE)mのシステムへのスループット寄与が、すべてのユーザ装置(UE)について計算される。続くステップ、ステップ206において、kが最後の基地局(BS)、基地局(BS)Lであるか否かが判定される。インデックスkがインデックスLと等しくないと判定された場合、ステップ202において、別の基地局(BS)がインクリメントされたインデックスとともに選択されるであろう。一方、ステップ206において、kがLに等しいと判定された場合、続くステップは、ステップ208において、基地局(BS)kを選択し、余剰電力ΔPを計算することである。余剰電力は、現在の基地局(BS)kによって用いられないリソースブロックに関連する電力である。従って、この電力は他の場所で用いられてもよい。] 図2
[0071] 次のステップは、k番目の基地局(BS)によって用いられる一連のリソースブロック(RB)である一連のNkからリソースブロック(RB)を選択し、追加の電力ΔPを割り振ることである。追加の電力によってスループットが増加するか否かについての判定が、次にステップ212において実行される。]
[0072] ステップ212において、スループットが増加しない場合、次はステップ214、ステップ214において余剰電力を更新することである。ステップ212においてスループットが増加したと判定された場合、続くのはステップ216、ステップ216において、hareに基地局(BS)のための利用可能なリソースブロック(RB)があるか否かを判定することである。ステップ216において、さらなる利用可能なリソースブロック(RB)があると判定された場合、次のステップはステップ210、一連のNkなどからリソースブロック(RB)を選択することである。ステップ216において、基地局(BS)のための利用可能なリソースブロック(RB)はないと判定された場合、kがLに等しいか否かが判定される。kがLに等しくない場合、続くステップは、ステップ208において、基地局(BS)kを選択して、余剰電力を計算することである。]
[0073] しかしながら、ステップ218において、kがLに等しいと判定された場合、方法はステップ220において終了する。それゆえ、余剰電力は、基地局(BS)kによって用いられるリソースブロック(RB)に割り振られるであろう。]
[0074] 以下で、RNC割り振りアルゴリズムの擬似コードが与えられる。]
[0075] 表1.RNC割り振りアルゴリズムの擬似コード変数]
[0076] ]
[0077] (リソース割り振り優先順位)
基地局(BS)が評価される順番の影響が、最終的な結果のためには重要でありうる。理由は、最初に調べられた基地局(BS)が干渉のないリソースブロック(RB)を得られ、それゆえにリソースブロック(RB)の割り振りにおいて利益を有することである。この見解に基づいて、この問題は、各スーパーフレームで基地局(BS)評価の順番を変更することによって対処されうる。順番はランダムでもよい。この場合、基地局(BS)リソース割り振り優先順位は、それぞれの確率:]
[0078] ]
[0079] によって定められる。少なくとも1つの実施形態によれば、すべての基地局(BS)は、同じリソース割り振り優先順位可能性を有する、すなわち]
[0080] ]
[0081] 他のいくつかの実施形態によれば、割り振り優先順位は、基地局(BS)における負荷に基づいてもよい。例えば、負荷が重い基地局(BS)は、最初にサービスを提供される優先権を有し、または、過去のスーパーフレームの間、十分なデータを送信することができなかった基地局(BS)は、今度は最初に評価される優先権を与えられる。]
[0082] さらに別の実施形態によれば、割り当てが始まる基地局(BS)は、ラウンドロビン方式であってもよい。]
[0083] (アルゴリズムの最適な条件)
上述の最適化問題の解を用いることによって、RNCは、電力をリソースブロック(RB)に割り振り、最適に近い解を達成する。しかしながら、この解は、チャネルゲインを瞬間的ではなく“平均値”とみなす場合にのみ有効である。RNCアルゴリズムの出力は、各リソースブロック(RB)での電力割り振り、ひいては、特定のリソースブロック(RB)での電力割り振りが0の場合における各ユーザへのリソースブロック(RB)割り当てを示す行列Pである。]
[0084] 具体的な基地局(BS)のための、リソースブロック(RB)を通じたRNC電力割り振りからの出力の例が、図3において示され、集中型のまたはRNCレベルの電力割り振りを実証する。上述のように、具体的な電力割り振りは、チャネルゲインを平均値とみなす場合にのみ、全体的な最適条件を有する。換言すると、基地局(BS)が厳密にRNCの推薦に従う場合、多重伝搬によるチャネルゲインの変動を考慮しないため、RNC電力割り振りはもはや最適ではないであろう。しかしながら、基地局(BS)においては、TTIレベルでのCQIレポートを通じて、瞬間的な無線状態の情報が利用可能でありうる。従って、基地局(BS)は、同時にRNCアルゴリズムの決定を考慮に入れながら、高速フェージングを利用してシステムスループットをさらに増加させうる。] 図3
[0085] 各基地局(BS)は、隣接する基地局が干渉している基地局に近いセル端またはその近くに位置するユーザ装置のために用いるリソースブロックでは、総電力の半分だけを割り振られるか、または全く電力を割り振られないであろう。このことは、さらに低いセル間の干渉をもたらす。]
[0086] (集中的な割り振りのための無線測定結果)
上記のように、集中的な電力割り振りは、2組の測定結果に基づき、1つは無線に関係する、高速フェージングの効果が除去されているであろう長期的な無線状態でありうる。従って、原理的には、集中的な電力割り振りのために必要とされる測定もまた、ユーザ装置(UE)と基地局(BS)との間のアップリンク方向でなされうる。]
[0087] それでもなお、LTEシステムの仕様書におけるTDD(Time Division Duplex)のサポートと同じく、アップリンクとダウンリンクの異なるアンテナ設定のために、ダウンリンク測定が望ましい。加えて、ユーザ装置(UE)は、ハンドオーバの目的のために、長期的な平均値に基づくダウンリンク測定結果をサービス提供基地局に報告しているであろう。それゆえ、各ユーザ装置(UE)のための集中型の電力レベルを導くために必要とされる測定結果は、容易に入手されうる。]
[0088] (分散型の、または基地局(BS)ベースの電力割り振り:より短いタイムスケール)
上記(P.1)のような最適化問題を解いた後、RNCは、基本的にはP行列であるその決定を、その制御する基地局(BS)のクラスタに分配する。これらの決定は、現在のスーパーフレームのすべての持続時間について有効であり、RNCアルゴリズムが再び実行されるであろう次のスーパーフレームの始めに更新されるであろう。]
[0089] それゆえに、現在のスーパーフレームについて、各基地局(BS)は、どのリソースブロック(RB)が使用を許可されているかを把握しており、加えて、他の基地局(BS)が用いるであろう一連のリソースブロック(RB)を正確に把握している。換言すれば、RNCアルゴリズムの実行後、スーパーフレーム期間のすべてについて、干渉が確定するであろう。そこで、各基地局(BS)の目的は、RNCの決定と、例えばCQIのようなユーザの瞬間的なチャネル分析結果とに基づいて、システムスループットをさらに改善することである。]
[0090] 基地局(BS)レベルでは、システムのスループットをさらに改善するために採用されうる2つの戦略がある。これらの戦略は、RNCによって、スーパーフレームの各TTIの間、各リソースブロックに設定されるであろう最大電力限界に基づく。]
[0091] 最新技術によれば、最大電力限界は、一般的に各サービスタイプに固有の固定パラメータであり、例えば、音声ユーザには1ワット、タイプ1のパケットデータレートサービスには2ワット、タイプ2のパケットデータレートサービスには3ワット、といったようなものである。]
[0092] このような、最新技術による最大電力限界の設定方法は、隣接するセルにおける干渉の影響を考慮していない。]
[0093] (厳密な電力制限戦略)
この戦略を用いると、少なくともいくつかの実施形態において、各基地局(BS)は、RNCによって決定された電力以上の電力をリソースブロックに割り振ることを禁じられる;厳密な最大電力限界に基づく分散型の電力割り振りを示す図4を参照されたい。] 図4
[0094] 各モバイルのSINRターゲットと、瞬間的なチャネルゲインまたはCQIとに基づいて、基地局(BS)は、RNCによって割り振られた電力を上限とする最終的な送信電力を割り振る。サービス提供基地局(BS)とのチャネルゲインが好ましく、かつ/または干渉する基地局(BS)とのチャネルゲインが低い場合、基地局(BS)は、特定のリソースブロック(RB)により少ない量の電力を割り振り、これによってシステムにおけるより少ない干渉を生じさせる。]
[0095] 換言すれば、厳密な、または決定性の電力レベルが、集中型の電力割り振りノードによって基地局に提供される。それゆえ、基地局(BS)は、この限界を超えることを許容されない。]
[0096] これは、スループットの観点からは控えめなアプローチである。しかしながら、それは隣接セルにおける干渉が最小化されることを保証する。]
[0097] (柔軟な電力制限戦略)
この戦略を用いて、柔軟な最大電力限界に基づく分散型の電力割り振りを示す図5を参照すると、各基地局(BS)は、総電力割り振りの平均値がRNC割り振りによって設定された限界を超えてはならないという制約のもとに、特定のリソースブロック(RB)により多くの電力を割り振る自由を有する。この戦略によって、基地局(BS)が、特定のリソースブロック(RB)でのSINR閾値を満たすために電力の量をさらに増加させる能力を有するため、基地局(BS)レベルでの割り振りは、さらに柔軟になる。それでもなお、基地局(BS)は、過剰な電力割り振りの経過を追い、結果としてのリソースブロック(RB)の電力割り振りにおいてそれらを吸収しなければならない。] 図5
[0098] 少なくともいくつかの実施形態によれば、基地局(BS)がスーパーフレームの終わりに向けて、RNCに課された望ましい制限を満たすことが容易になるように、移動平均が用いられてもよい。スーパーフレームレベルでの電力割り振りに関するRNCの制約を満たしうる基地局によって、他の平均化技術または測定基準(例えば、パーセンタイル法)が用いられてもよい。]
[0099] 柔軟な電力制限戦略は、より積極的であってもよく、また、基地局が機敏なスケジューリングスキームをよりよく利用することを許容してもよい。]
[0100] (通信システムの概要)
図6において、いくつかの実施形態に係るリソース割り振りのための通信システム600が示されている。上記システムは、分散型の送信電力割り振りのための基地局602、分散型の送信電力決定のための無線ネットワークコントローラ(RNC)604、および少なくとも1つのユーズ装置606を含みうる。] 図6
[0101] 無線ネットワークコントローラ604は、電力決定ユニット612に接続されたレギュレータ機能610を含みうる。基地局602は、ゲインユニットコントロール606および電力割り振りユニット608を含みうる。一方、ユーザ装置606は、ゲインユニット614の他に無線チャネルユニット616を含みうる。]
[0102] これらのユニットおよびそれらの機能は、複数の機能を有する他のユニットに含まれてもよい。図6は、いくつかの実施形態に係るシステムの概要を示しているに過ぎない。] 図6
[0103] 図6において、平均ゲイン行列Gは、基地局602のゲインユニットコントロール606から、電力決定ユニット612に提供されうる。基地局602のゲインユニットコントロール606から、待ち行列の長さまたはバッファ状態である各ユーザのバッファの長さを示す行列Qが、無線ネットワークコントローラ604のレギュレータ機能610に提供されうる。先行のスーパーフレームで達成されたユーザごとのスループット、換言すれば最近のスーパーフレームの間に各ユーザがどれだけ多くのビットを受信したかであるTpreviousも、bas局602によってレギュレータ610に提供されうる。ベストエフォートであるか、保証ビットレートであるか、ナローバンド対応であるか、または可変(elastic)であるかという、ユーザごとのサービスの種類Sも同様に、基地局602によって、無線ネットワークコントローラ604のレギュレータ機能610に提供されうる。] 図6
[0104] ユーザごとの実際のビットレートまたはリソースブロック(RB)の数でありうるサービス品質(QoS:quality of service)制約を満たすために要求されるユーザごとのスループットであるTreqは、レギュレータ機能610によって電力決定ユニット612に提供されうる。長期的な電力割り振りのための送信電力レベル行列Pは、電力決定ユニット612によって基地局602の電力割り振りユニット608に提供されうる。]
[0105] レギュレータ610は、QoS要求に関して、ユーザ装置(UE)のユーザを満足させ続けるために、ユーザごとのリソースブロック(RB)の数(または次回のスーパーフレーム期間のためのビットレート)を調整/決定することを目的とする、無線ネットワークコントローラエンティティに内蔵された機能でありうる。]
[0106] リソースブロック(RB)決定は、待ち行列の長さ、先行するスーパーフレーム期間の間に達成できたスループット、およびサービス種類に基づきうる。これらの測定結果に基づいて、レギュレータ610は、次回のスーパーフレームのためのユーザごとの要求されるスループット(またはリソースブロック(RB)の数)を見積もってもよい。]
[0107] 加えて、瞬間的なゲインデータ、または平均ゲイン報告が、ユーザ装置606のゲインユニット614によって提供されてもよい。]
[0108] 本発明の少なくともいくつかの実施形態によれば、ユーザ装置は携帯電話を含む。ユーザ装置は、代替的に、パーソナルコンピュータ、またはPDA(personal digital assistant)装置を含んでもよい。]
[0109] 無線チャネルユニット618は、基地局602の電力割り振りユニット608からのパイロット信号を含むダウンリンクデータトラフィックを受信しうる。また、以下でより詳しく紹介される、本発明のいくつかの実施形態に係るシグナリングスキームを表す図7に目を向けると、チャネル品質指標のような瞬間的な報告も、ユーザ装置(UE)の無線チャネルユニット618によって、基地局602の電力割り振りユニット608に提供されうる。] 図7
[0110] (いくつかの実施形態に係るメッセージシーケンス図)
図7を参照すると、少なくともいくつかの実施形態に係るメッセージシーケンス図を示す。] 図7
[0111] 本発明のいくつかの実施形態によれば、ユーザ装置(UE)と基地局(BS)との間で交換されるメッセージに加えて、新たなメッセージが基地局(BS)とRNCとの間に設けられる。スーパーフレームの始めに、基地局(BS)はパイロット信号を送信し(ステップ702)、その後パイロット信号は、各ユーザ装置(UE)によって、それ自身と、RNCによって制御されるクラスタの残りの基地局(BS)との間の、高速フェージングするチャネルゲインの平均値を見積もるために用いられる。高速フェージングするチャネルゲインの平均値は、高速フェージングまたは小規模フェージングの影響が除去されるため、一般的には長期的平均値と呼ばれる。]
[0112] ここで、平均値チャネルゲイン見積もりは、接続された基地局(BS)に折り返し報告されうる(ステップ704)。次に、各基地局(BS)は、基本的には上述のG行列の行に対応するこれらのゲイン値と、加えて各ユーザのパフォーマンス要求を、RNCに報告する(ステップ706)。ここで、RNCは、ゲイン行列Gを構成し、そして、割り振られたときにシステムの最適に近い長期的なデータビットスループットを達成するであろう、最適に近い電力レベルを計算しうる(ステップ708)。ここで、結果であるP行列がすべての基地局(BS)に分配される(ステップ710)。各基地局(BS)は、それがRNCによって定義されたので、許可された一連のリソースブロック(RB)にわたってパイロット信号を送信する(ステップ712)。これらの信号は、ユーザ装置(UE)による瞬間的なチャネルゲインの評価のために用いられ、この評価はその後、それらのサービス提供基地局に報告される(ステップ714)。これらの測定結果に加えて電力割り振り行列Pに基づいて、各基地局(BS)は、前節で紹介した戦略によって、許可された一連のリソースブロック(RB)にわたって、スケジューリングおよび電力割り振りを実行する(ステップ716)。その後、新たなパイロット信号を伴うデータが、許可された電力を用いてユーザ装置(UE)に送信されうる(ステップ718)。]
[0113] 受信されたパイロット信号は、その後、ユーザ装置(UE)によって瞬間的なチャネルゲインの評価のために用いられ、ステップ720において、この評価は再び、例えばCQIとして、それらのサービス提供基地局に報告される。再び、これらの測定結果に加えて電力割り振り行列Pに基づいて、各基地局(BS)は、上述のような戦略によって、許可された一連のリソースブロック(RB)にわたって、新たなスケジューリング電力割り振りを実行する(ステップ722)。ここで、更新されたパイロット信号を伴うデータが、許可された電力を用いてユーザ装置(UE)に送信されうる(ステップ724)。]
[0114] このような、パイロット信号を伴うダウンリンクトラフィックを送ることと、瞬間的な報告を受信することが、フレームレベルで続けられる(ステップ726)。現在のスーパーフレームが終わりに来たとき、スーパーフレームレベルでの更新された送信電力レベル決定のための入力データとして、ユーザ装置(UE)からサービス提供基地局(BS)に、平均値ゲイン報告が送信され(ステップ728)、その後、上述のステップ706以降のようなステップが予定されうる。]
[0115] (アップリンクチャネルおよび電力割り振りへの適用性)
前節における説明は、ダウンリンクシナリオだけを考慮している。しかしながら、本発明は、アップリンクにおけるセル間干渉を軽減するためにも適用可能である。]
[0116] ダウンリンクと同様に、アップリンクシナリオのために、RNCは、前節において説明されたのと同じパラメータおよび原理を用いることによって、長期的なアップリンク電力およびチャネル割り振り(アップリンクリソースブロック)を実行する。短期的なアップリンクリソース割り振りも、従って、上述されたのと同じような方法論を用いて基地局においてなされる。現在のLTEシステム設計は、アップリンクにおいても、チャネル依存スケジューリングの実行の可能性を許容している。これは、全帯域にわたって少なくともまばらに(sparsely)、サウンディングリファレンス信号と呼ばれるアップリンクリファレンス信号を送るように、ユーザ装置(UE)が設定されうるという事実によるものである。それゆえ、スーパーフレームの間、いつでも、ユーザ装置(UE)は、基地局によってスケジュールされ、リソースブロック(RB)ごとの最大許容アップリンク電力限界についての情報を与えられる。このことは、RNCによって設定される長期的な状態が満たされることを保証し、ひいてはアップリンクのセル間干渉を最小化するであろう。]
[0117] 紹介された本発明の実施形態は、本発明に含まれる実施形態の多様さのわずかな例に過ぎないことが理解されるであろう。]
[0118] 本発明は様々なやり方で変化させることができ、紹介されたような代替的な実施形態はほんのわずかな例に過ぎないことを強調しておく。これらの異なる実施形態は、それゆえに限定的ではない例である。]
[0119] 無線ネットワークコントローラは、1つのエンティティに含まれてもよいが、代替的に、1またはいくつかの基地局に分散された機能に含まれてもよい。]
[0120] 少なくともいくつかの実施形態の利点:
隣接するセルにおける干渉を軽減し、システムが帯域幅のより有効な利用を達成する周波数再利用−1によって動作することを許容する。
短期すなわちフレームレベル、および長期すなわちスーパーフレームレベル、での品質ターゲットが達成されうる。
ユーザビットレートパフォーマンス要求が達成される。
電力およびチャネルリソースがより効率的に用いられうる。
既存の測定結果を活用するという意味で、最適化スキームが単純である。
スキームがアップリンクおよびダウンリンク送信の両方において利用可能である。]
权利要求:

請求項1
通信システムにおける送信電力割り振りのための送信電力レベル決定方法であって:少なくとも第1のユーザ装置と、そのサービス提供第1基地局とに関連するチャネルゲインデータを取得するステップ(ステップ706)、少なくとも前記第1のユーザ装置に関連するパフォーマンス関連データを取得するステップ(ステップ706)、前記少なくとも第1のユーザ装置に関連する送信のための少なくとも前記サービス提供第1基地局のための一群のリソースブロックごとの送信電力レベルを、前記通信システムの計算されたデータビットスループットを増加させるために、前記取得されたチャネルゲインデータおよび前記取得されたパフォーマンス関連データに依存して適合させるステップ(ステップ708)、およびスーパーフレームレベルでの前記少なくともサービス提供第1基地局送信電力の上限として、電力割り振りのための一群のリソースブロックごとの前記送信電力レベルを提供するステップ(ステップ710)、を含み、前記スーパーフレームレベルは、少なくとも1つのフレームのためのレベルを含み、前記一群のリソースブロックは、少なくとも1つのリソースブロックを含む、送信電力レベル決定方法。
請求項2
前記送信電力を適合させるステップ(ステップ708)は、増加した割り振り電力によってシステムの計算上のスループットが増加する場合に、前記電力決定のときに前記サービス提供第1基地局によって用いられていないリソースブロックに関連する電力を、前記電力決定のときに前記サービス提供第1基地局によって用いられている少なくとも1群のリソースブロックに再割り振りすることを含む、請求項1に記載の送信電力レベル決定方法。
請求項3
前記パフォーマンス関連データは、前記少なくとも第1のユーザ装置のための基地局でのバッファ状態、電力決定のときの前記少なくとも第1のユーザ装置に関連するサービスの種類、過去のスーパーフレームの間の前記少なくとも第1のユーザ装置に対するスループットデータ、チャネル品質指標入力データ、およびチャネル状態情報入力データ、のうち1またはそれ以上を含む、請求項1または2に記載の送信電力レベル決定方法。
請求項4
通信システムに関する基地局における送信電力レベル関連データの処理方法であって:少なくともサービス対象(served)第1ユーザ装置からチャネルゲインデータを取得するステップ(ステップ704)、少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置にパフォーマンス関連データを提供するステップ(ステップ706)、スーパーフレームレベルにおいて決定された、一群のリソースブロックごとに決定される送信電力レベルデータを取得するステップ(ステップ710)、少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置に、送信電力関連のパイロット信号を提供するステップ(ステップ712)、少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置から、チャネル品質関連情報を取得するステップ(ステップ714)、および少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置に関連する前記取得されたチャネル品質関連情報と、前記取得されたチャネルゲインデータとに依存して、前記スーパーフレームレベルにおいて一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベルを変更することを含む、フレームレベルでのリソースブロックごとの送信電力レベルの適合のステップ(ステップ716)、を含む、送信電力レベル関連データの処理方法。
請求項5
前記チャネル品質関連情報を取得するステップにおける前記チャネル品質関連情報は、信号対干渉雑音比目標を含む、請求項4に記載の送信電力レベル関連データの処理方法。
請求項6
前記フレームレベルでリソースブロックごとに前記決定された送信電力レベルを変更することは、少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置に関連する、前記取得された信号対干渉雑音比目標と、前記取得されたチャネルゲインデータとに依存して、前記スーパーフレームレベルで決定された送信電力レベルを減少させることを含む、請求項5に記載の送信電力レベル関連データの処理方法(ステップ716)。
請求項7
前記フレームレベルで前記決定された送信電力レベルを変更すること(ステップ716)は、前記取得された信号対干渉雑音比目標に依存して、フレームレベルでの送信電力レベルを、スーパーフレームレベルで決定されたレベルから増加させる一方で、サービス対象基地局によって用いられる全リソースブロックでの送信電力レベル平均値を、前記スーパーフレームレベルで決定された全リソースブロックでの送信電力レベル平均値と等しく、またはより低く維持することを含む、請求項4に記載の送信電力レベル関連データの処理方法。
請求項8
前記チャネルゲインデータを取得するステップにおける前記チャネルゲインデータは、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データを含む、請求項4〜7のいずれか1項に記載の送信電力割り振り関連データの処理方法。
請求項9
前記取得されたチャネルゲインデータから、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データを計算することをさらに含む、請求項4〜7のいずれか1項に記載の送信電力割り振り関連データの処理方法。
請求項10
前記チャネル品質情報を取得するステップにおける前記チャネル品質情報は、ほぼ瞬間的なチャネル品質関連情報を含む、請求項4〜9のいずれか1項に記載の送信電力割り振り関連データの処理方法。
請求項11
少なくとも前記サービス対象第1ユーザ装置に、パイロット信号を提供することをさらに含む、請求項4〜10のいずれか1項に記載の送信電力割り振り関連データの処理方法。
請求項12
送信電力割り振りに関連するユーザ装置によるチャネルゲインデータ提供方法であって:前記ユーザ装置にサービスを提供する基地局にチャネルゲインデータを提供するステップ(ステップ704)、スーパーフレームレベルで一群のリソースブロックごとに決定された送信電力レベル関連情報を含むパイロット信号情報を取得するステップ(ステップ712)、および前記取得されたパイロット信号情報に基づいて、チャネル品質情報を提供するステップ(ステップ714)、を含む、チャネルゲインデータ提供方法。
請求項13
前記チャネルゲインデータを提供するステップにおける前記チャネルゲインデータは、高速フェージングするチャネルゲインの平均値データを含む、請求項12に記載のチャネルゲインデータ提供方法。
請求項14
前記チャネル品質関連情報を提供するステップにおける前記チャネル品質関連情報は、ほぼ瞬間的なチャネル品質関連情報を含む、請求項12または13に記載のチャネルゲインデータ提供方法。
請求項15
定期的なパイロット信号情報を取得するステップをさらに含み、基地局のためのチャネルゲインデータの提供は、前記取得された最初のパイロット信号情報に基づく、請求項12〜14のいずれか1項に記載のチャネルゲインデータ提供方法。
請求項16
請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法を実行するように設定された、無線通信システムの無線ネットワークを制御するための無線ネットワークコントローラ(604)。
請求項17
ユーザ装置ごとのリソースブロックの数を決定するように設定されたレギュレータユニット(610)と、一群のリソースブロックごとのスーパーフレームレベルでの長期的な電力割り振りレベルを決定するように設定された電力決定ユニット(612)と、を備え、前記一群のリソースブロックは、少なくとも1つのリソースブロックを含み、前記スーパーフレームは、少なくとも1つのフレームを含む、請求項16に記載の無線ネットワークコントローラ(604)。
請求項18
請求項4〜11のいずれか1項に記載の方法を実行するように設定された、無線通信システムのための基地局ユニット(602)。
請求項19
少なくとも第1のユーザ装置に関連するゲインデータを提供するように設定されたゲインコントロールユニット(606)と、送信電力レベルに基づいて、少なくとも前記第1のユーザ装置との通信のための送信電力を割り振るように設定された電力割り振りユニットと、を備える、請求項18に記載の基地局ユニット(602)。
請求項20
前記送信電力レベルは、少なくとも、スーパーフレームレベルで決定された長期的な送信電力レベルを含む、請求項19に記載の基地局ユニット。
請求項21
前記送信電力レベルは、フレームレベルで決定された短期的な送信電力レベルを含む、請求項19または20に記載の基地局ユニット(602)。
請求項22
請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法を実行するように設定された、無線通信システムのためのユーザ装置(606)。
請求項23
前記ユーザ装置(606)にサービスを提供する基地局(602)にゲインデータを提供するように設定されたゲインユニット(614)と、前記基地局(602)にチャネル品質関連データを提供するように設定された無線チャネルユニット(618)と、を備える、請求項22に記載のユーザ装置(606)。
請求項24
前記ユーザ装置は、携帯電話(606)を含む、請求項22または23に記載のユーザ装置(606)。
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